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今日のこの日
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祭文
秋の彩り増す錦秋の好季、本日、秋季例大祭を斎行するに当り奉賛会を 代表して謹んで申し上げます ここ霊山の社に祀られる神々は、幕末維新 より大東亜戦争に至るまで国家存亡の危急に一身を捧られた、その崇高な 遺徳を敬仰し追慕するものであります 昭和の大戦が終わり早や六十一年が経過し、 現在の我国は戦後生れの総理大臣を中心とする内閣が誕生、国民の大半が戦後生まれとなり、 あの熾烈極まる大戦も風化の一途を辿りつつある中で一部の心無い人たちによる偏った歴史批判が繰り返され、 諸外国に配慮するあまり国民感情に応えていない政府の対応と社会の現状は黙視できないものであります 我国の平和は、 これひとえに護国の柱石となられた英霊の尊いお導きと戦中世代の国家復興への情熱と努力によるものであります  今後も私達は、英霊が生命をかけて戦った純粋な愛国の至情が正しく理解されるよう務め、 次代の日本を背負う子孫の為にも歴史の真実を伝え、国家と民族の繁栄に、 世界の平和達成に微力を尽す所存でございます 来る創立百四十年を奉迎するにあたり、 崇敬者一同心ひとつにし、一層奉賛の途を啓いてゆく所存であります 在天の英霊、 私達の微衷を了とせられ御加護を垂れ給わらんことを祈念して祭文といたします 

平成十八年十月十四日
京都霊山護國神社奉賛会 会長 清水 隆

祭文
本日ここ 京都霊山護國神社の社頭において、秋季例大祭が執り行なわれるに 当たり、京都府遺族会を代表して、謹んで追悼の誠を捧げます 終戦以来、既 に六十有余年の歳月が過ぎ去りましたが、戦没者遺族にとってはあの辛かった 戦争を決して忘れることはありません これまで私たち遺族は戦没者の肉親で あることを心から誇りに思い、英霊の顕彰、福祉の増進、処遇の改善などたゆ みない努力を重ねて今日に至りました 戦後わが国は目覚しい経済発展を遂げ、 国際社会においても重要な地位を築きあげてまいりましたが、この平和と繁栄 を享受出来ますのも、これ偏に、祖国を愛し、国や家族を守るために尊い命を 捧げられたご英霊の犠牲の上にあるものと思います 今年は終戦記念日に内閣 総理大臣が靖国神社に参拝され、ご英霊に感謝の誠を捧げられました しかし神社への参拝を封じるがごとく、 ご英霊の平和への心情も理解せず国と国との関係がぎくしゃくするのは誠に残念なことであり、 さぞやご英霊の御心もご無念であろうかと思われます 私たちはもう一度、過去の歴史を噛み締めて、 この尊い犠牲の上に築かれた、平和を決して失うことなく輝かしい未来のある美しい平和国家日本を築いていかなければならないと思っております  京都府遺族会におきましても、今なお癒えることのない悲しみを持ちつつ高齢化していく遺族の問題など山積しておりますが、 ご英霊のご加護を念じながら組織の総力を挙げて懸命の努力をしてまいる所存でございます  本日京都霊山護國神社の秋季例大祭が執り行なわれ、ご英霊の御心もお安らぎになられることと存じます  あらためてご英霊に崇敬の誠を捧げ、感謝の意を表し、祭文といたします

平成十八年十月十四日
財団法人京都府遺族会 会長代行 松本 きみ


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