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慰霊の辞
本日 ここに南山城村遺族会会員一同謹んでここ御社に鎮座ましますご英霊の御霊に心から感謝と追悼の誠を捧げます
 ご英霊の御霊には先の大戦に於て、あらゆる犠牲を忍び苦難に堪えられ、私達国民の身代わりとして身命を国家に捧げられました
 今、思い返しますと住み慣れしふる里の両親、妻子、兄弟と別れ、北の果ての荒野に、或いは中国大陸に、又、南海の孤島にと転戦せされ、酷寒炎暑の中で悪疫窮乏と戦いながら、ひたすら祖国の繁栄と興隆を信じ、広大な戦線を駆け巡り、勇猛課寒壮烈な死を遂げられました多くの方々や、武運つたなく病魔におかされ戦場の露と消えられた方々など、若き生命を国家のために捧げられました崇高な御霊に対して、心から追悼の誠を捧げるものであります
 戦後56年 今ではふる里も見違えるまでに発展してまいりました
 私たち遺族は、戦争の悲惨さと平和の尊さを戦争体験を持たない若い世代へと、伝える責務があると確信致しております
 本日 ご英霊の御霊の安らかにお鎮まり下さる事をご祈願申し上げ、会員一同益々団結し、御霊の遺訓をお守り申し上げます事をお誓い申し上げ、慰霊の言葉といたします
 平成13年11月6日
南山城村遺族会長 福 岡 利 平


追悼の辞
 本日 ここに戦没者追悼式を挙行されるに当たり謹んで追悼の言葉を申し上げます
 尊霊には、過去の大戦において、ひたすら祖国の興隆と同胞の安泰を念じつつ国の御楯として散華され、その崇高なるご精神と勲は、我が国の歴史に深く刻まれ、国民すべてが感謝してやまないところであります
 今ここに、在りし日の尊霊のお姿をお偲び申し上げますとともに、最愛のご肉親なきあと、混沌とした世相の中で、あらゆる苦難に耐え、生き抜いてこられた、ご遺族のご心労をお察しするとき、痛恨の情、切々として胸に迫るを禁じえません
 戦後既に56年、我が国は平和国家として再建され、幾多の困難を乗り越え、経済、文化などあらゆる面で飛躍的な発展を遂げ、今や先進国の一員として指導的役割を果たすまでに到っております
 悲しくも尊霊遠く去りまして、この喜びを分かち得ないことは、かえすがえすも残念でございます
 しかしながら、これひとえに諸霊の尊い犠牲により培われたことを肝に銘じ、また、過去の悲惨な戦争体験から学び得た貴重な教訓を生かし、平和で豊かな活力ある郷土を築きあげるため、先人の英知を受け継ぎ、村民の皆様の幸福を求めて、全力を尽くし、村の発展のため、より一層の努力をいたす所存でございます  ここに謹んで尊霊に対し慶弔の誠を捧げ、追悼の言葉といたします
平成13年11月6日
南山城村長 南 山  明

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