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甲飛二期会・甲飛磐友会
6月7日午後2時より第二期海軍甲種飛行予科練習生・第十三期海軍甲種飛行予科練習生出身戦没者の御霊をお慰めすべく、
甲飛二期会・甲飛磐友会 代表
 双津 典夫 以下会員28名参列のもと 慰霊祭が厳粛に斎行され、空往かば雲染む屍と散華された戦友を偲ばれた。


祭文
本日、平成十七年六月七日、京都霊山護國神社に於いて甲飛二期会・甲飛磐友会の生存者及びご遺族と近親の方々相集い慰霊祭を執り行うに当たり、謹んで追悼のことばを捧げます 甲飛二期生は昭和十三年四月一日、第二期海軍甲種飛行予科練習生として、横須賀海軍航空隊に入隊 厳しい訓練にも耐え、航空術の習得と技術の向上に励みました 昭和十六年十二月八日、大東亜戦争が勃発するや、ハワイ急襲、インド洋作戦、マレー沖海戦、フィリピン攻撃で奮戦、赫赫たる戦果を挙げました しかし、緒戦の勝利に驕る指導部の不適切な作戦指導により、ミッドウェー海戦大敗の責任を二期生機長の索敵機に転嫁した事などは、まことに遺憾と言わざるを得ません その後、ソロモン海域戦、ガダルカナル島の攻防戦においても、用兵の失敗から二期生の半数はこの時点で海と空の戦場に賛華されました 以後の戦局においても、劣勢は挽回出来ず、死と直面しながらの航空戦に出撃を続け、 百九十名の兄弟と幽明境を異にする事となったのは誠に残念であります 一方、甲飛磐友会は、大空へ雄飛すべく、昭和十八年十月一日、第十三期海軍甲種飛行予科練習生として鹿児島海軍航空隊に入隊 基礎訓練を終え、青島海軍航空隊に於いて飛行術の向上に励みました 戦況の変化に対応して飛行訓練が中止され、陸上、海上からの攻撃訓練に転換しましたが、図らずも 終戦となり、大空で華々しく羽ばたけず復員した次第です 戦後は、それぞれの立場で祖国日本の復興に努め、経済的には戦前に勝る豊かさを享受できる世の中になりましたが、反面、責任感と公共心が衰え、愛国心が失われたことは痛恨の極みです また、近年は靖国神社問題で海外からの「歴史認識」なる雑音に、自衛隊のイラク派遣では、国内世論の反対、北朝鮮による日本人拉致事件の未解決 竹島、尖閣列島、南大東島の領有権、等々の国際問題化、憲法改正は勿論、有事法制すら遅々として実現できないことは歯がゆさを通り過ぎています 戦後の耐えがたきに耐え、忍び難きを忍んで生き抜かれた甲飛二期生も物故者が増え、生存者も少人数となってまいりました また、入隊時十五歳の甲飛磐友会若年組も、今年喜寿を迎えます 物故者も五十名を越えましたが、この節目の年に我々生存者、遺族共々兄弟の遺徳を風化させない為の語り部として、残された人生を全うすることを誓いまして追悼のことばと致します どうか、存天の同期の御英霊安らかにお眠りください そして、日本国が正しく繁栄するようお護りください
平成十七年六月七日
甲飛二期会・甲飛磐友会
代表 双葉 典夫


昭和の杜友の会・みたま祭直会
9月3日午後5時より、平成17年度みたま祭直会が 料理旅館「花楽」にて開催され、昭和の杜友の会々員 参加のもと、みたま祭万灯会 会長 奥村 由三 より 挨拶を頂戴し、本年のみたま祭の無事終了と会員の益々 の健勝を称え、国難の時代をふり返りつつも和やかなる うちに閉会した。

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